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広報しき 平成30年9月号

〈特集2〉加害者にも被害者にもならないために守っていますか?自転車の交通ルール

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埼玉県志木市

自転車は、幼児から高齢者まで幅広い世代が利用しており、買い物や通勤、通学などの日常生活のほか、サイクリングなどのレジャーも盛んで、自転車利用のニーズが多様化しています。こうした状況のなか、自転車による死亡事故が全国的に多くなっており、とりわけ、自転車対歩行者の事故件数が増加しています。
誰でも気軽に乗れる自転車だからこそ、交通ルールを守って正しく乗ることが大切です。

◆自転車は自動車の仲間
警察庁によると平成29年中の自転車関連事故は、すべての交通事故のおよそ20%で、事故により亡くなった人の80%以上、負傷者の60%以上は自転車側にも何らかの法令違反が認められています。
また、警察庁が行ったアンケートによると、「ルールを知っていても守らない」人の割合がおよそ60%にものぼっています。
自転車は道路交通法では「車両」として扱われます。そのため、自動車と同様に信号や道路標識を守り、原則、車道の左側を走らなければなりません。
自転車は「車両」ということを意識して、自転車に乗りましょう。

◆自転車の基本ルール「自転車安全利用五則」
健康志向の高まりや環境への配慮などにより自転車への注目が高まっていますが、それとともに自転車利用者のルール違反やマナーの悪さが大きな問題となっています。
自転車に乗るときは、ルールを守り、安全に利用しましょう。また、歩行者や車の運転者も自転車のルールを知り、安全を心がけましょう。
◇自転車安全利用五則
(1)自転車は、車道が原則、歩道は例外歩道を通行できる場合
•道路標識や道路標示によって歩道を通行することができることとされているとき
•13歳未満の子ども、または、70歳以上の高齢者
•車道通行に支障がある身体障がい者
•車道または交通の状況に照らして、自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき
(2)車道は左側を通行
(3)歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
(4)安全ルールを守る
•飲酒運転、二人乗り、横に並んで走るのはやめましょう
•夜間はライトを点灯しましょう
•交差点は一時停止と安全確認をして、信号は必ず守りましょう
•傘さし、携帯電話、ヘッドホンなどを使用しての運転はやめましょう
(5)子どもはヘルメット着用
•保護者の皆さんは、13歳未満の子どものヘルメット着用に努めましょう

◆「ながら運転」は大変危険です
自転車に乗りながらスマホなどの操作や画面注視は、危険が迫っていることに気付かなかったり、とっさの判断が鈍り、自分ばかりか周囲の人を傷つけてしまうことさえあります。
「周りの人が気を付けているだろう」と危険回避を他人任せにしても、周りの人も、自分同様に周囲に注意を向けていないかもしれません。
被害者にも加害者にもならないよう、「ながら運転」はやめましょう。

◆自転車は車道の左側を走行
法律で認められている場合などを除き、原則として、自転車は車道の左側を走行するよう定められています。
1台でも逆走をすることにより、事故の危険が高まってしまうので、左側通行のルールを守りましょう。

◆自転車保険の加入義務化
埼玉県では、平成30年4月1日から、自転車事故を起こした際の被害者救済や、加害者の経済的負担の軽減を図るため、自転車損害保険などへの加入が義務化されました。
なお、自転車の事故に対する補償は自動車保険や傷害保険、火災保険の特約などで付帯されているものもありますので、ご自身や家族で保険の加入状況をチェックしてみましょう。
◇自転車保険などの種類一覧

◇自転車保険の加入状況をチェック
(1)自転車乗用中の事故で他人にケガをさせてしまった場合など、相手の生命または身体の損害を補償できる保険に加入している。※点検した日から1年以内のTSマークも含まれます。
(2)自動車保険、傷害保険、火災保険のいずれかに加入している。
(3)共済保険、各種団体保険(学校のPTA保険など)のいずれかに加入している。
(4)自転車事故に対する補償が特約としてついている。
●(1)に該当する方、(2)か(3)の方で(4)にも該当する方⇒自転車保険に加入しています。
●(1)~(3)に該当するかわからない方、(2)か(3)の方で(4)に該当するのかわからない方⇒保険証券を用意して加入の保険会社にご確認ください。
●(1)~(4)どれにも該当しない方⇒自転車保険への加入が必要です。

◆危険な違反を2回以上繰り返すと
平成27年6月1日施行の道路交通法一部改正により、3年以内に2回以上違反を繰り返した自転車運転者には、「自転車運転者講習」の受講が義務付けられ、受講しなければ5万円以下の罰金となります。
◇自転車運転者講習受講
命令から3か月以内に受講
講習時間:3時間
講習手数料:5千7百円(標準額)
◇危険な違反行為(14類型)
・信号無視
・指定場所一時不停止など
・制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
・通行禁止違反
・歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
・通行区分違反
・路側帯通行時の歩行者の通行妨害
・遮断踏切立入り
・歩道通行時の通行方法違反
・酒酔い運転
・交差点安全進行義務違反など
・交差点優先車妨害など
・環状交差点安全進行義務違反など
・安全運転義務違反

問合せ:都市計画課【電話】内線2516

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