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特集1 アートで彩る志木市の暮らし

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埼玉県志木市

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目前に、日本文化の魅力を発信し、2020年以降も日本の文化が発展するよう進められている「beyond(ビヨンド)2020プログラム」。そのロゴマークを、本市在住で横浜美術大学に通う菅原さんがデザインしたことをご存知ですか?今月は、菅原さんをご紹介するとともに、市で取り組もうとしている、アートを活用したにぎわいづくりをお伝えします。

*beyond2020プログラムとは
伝統的な芸能や食文化、クールジャパンとして世界が注目するコンテンツなど、地域性が豊かで、多様性に富んだ日本文化の魅力を、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて発信するとともに、2020年以降を見据え、共生社会、国際化に繋つながるレガシー(遺産)創出のため、政府が推進 している文化プログラムです。

*菅原(すがわら) みこさん(横浜美術大学4年)
志木市の好きなところは、水や緑豊かな自然があふれる環境や柳瀬川の土手いっぱいに咲き乱れる桜だそうです。
10月14日(土)・15日(日)に開催する横浜美術大学芸術祭では、菅原さんの作品も展示されますので、ぜひ、足をお運びください。

▼好きなことだから続けられる
幼いころは、木登りをしたり、裸足で外を駆け回ったりと、ケガが絶えないおてんばな女の子だった菅原さん。一方で、絵を描くことも大好きで、時間を見つけては、よく描いていたそうです。
高校3年生になり、自分の進路を改めて考えたとき、ずっと好きで続けていた絵を大学でも学びたいとの思いから、美術大学への進学を決意しました。
「私は、けっこう負けず嫌いで、やると決めたらやりきるんです」と話す菅原さん。その言葉のとおり、美大受験を決めた後は、週6日予備校に通い、通常の受験勉強に加え、美大受験ならではのデッサンなどについても、猛勉強し、晴れて横浜美術大学に進学しました。4年生となった今でも、市内から片道2時間をかけて通学しています。
「当時のスケジュールは今考えるとゾッとします。でも、好きなことだからこそできたんだと思います。今の通学も同じです」とハニカミながらもしっかりと答えてくれました。
▼デザインとは、伝えたい想いをカタチにすること
「デザインをするうえで一番大切なことは、コンセプトが最後までぶれないこと」。そう語る菅原さんが専攻しているビジュアルコミュニケーションデザインでは、伝えたいこと、伝えるべきことが、見る人にきちんと伝わることが重要な分野です。作り手のコンセプトがぶれてしまうと、それによってデザインされた作品は、当然、伝わりにくい作品になってしまいます。
没頭して、自分が満足するまで描きあげる絵画とは違い、コンセプトがぶれないよう、常に客観的に考え、そして、答えのないデザインの世界において、「完成」を判断することがとても苦労する点だそうです。
その反面、コンセプトどおりに完成し、自分の伝えたい想いが伝わった瞬間は、なにものにも代え難い達成感が味わえるのだそうです。
beyond2020のロゴデザインのコンセプトは、日本の文化を共に継承し、拡げたいとの願いのもと、前向きな想いを「いいね!」のジェスチャーで伝えること。そこに、beyondの「b」や日本を象徴する「わ」が見事に融合しました。まさに、伝えたい想いが伝わり、最高の結果に結びついたのがbeyond2020のロゴデザインでした。
▼新しい目標に向かって
お菓子、特にチョコレートに目がない菅原さんの夢は、お菓子のパッケージをデザインすること。「デパ地下へ行くとたくさんのデザインであふれています。あれを見ると、とても嬉うれしくなり、ワクワクするんです。今度は、私のデザインで、たくさんの人に喜んでもらったり、ワクワクしてもらいたいです」と目を輝かせていました。
最後にこれからの目標について聞いてみると、「好きなことに取り組む時間は、とても楽しく、幸せなことだと思います。大変な時期もあるかもしれませんが、その気持ちを忘れずに、これからもデザインを続けていきたいです」と凛りんとした表情で語ってくれました。

問合せ:秘書広報課 内線2009

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