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広報しき 令和2年2月号

〈特集〉自警消防隊が守る私たちの暮らし

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埼玉県志木市

災害が起こった時に出動する消防士や消防団員。この二つの組織のほかに私たちの安全・安心な暮らしを守っている組織、自警消防隊を知っていますか?自警消防隊は、町内会のもとに市内16隊あり、最も古い隊は昭和31年に発足された歴史ある消防隊で、無償のボランティアで活動しています。今月は、自警消防隊の活動や隊員の思いについて紹介します。

■自警消防隊とは?
自警消防隊とは、地域の防災活動を行う、町内会を単位として組織されている消防隊です。志木市では、消防署、消防団、自警消防隊の3つの組織が私たちの安全・安心な暮らしを守っています。
自警消防隊が消防士や消防団と大きく違う点は、無償のボランティアで活動をしている点です。「町内を守りたい」という思いから、市内には現在、29歳から84歳までの225人が在籍しています。活動は土・日曜日が主なので、普段は仕事に就いている人も無理なく活動ができます。

■私たちが安全・安心に暮らすために
災害時に出動する消防士や消防団員とは異なり、自警消防隊は火災が起こらないように啓発を行ったり、町内にある街角消火器の点検、小型動力ポンプの点検などを行ったりと、防災・減災をメインに活動しています。例えば、街角消火器は、火災が発生した際、被害を最小限に抑える初期消火の要となるため、点検はとても大切な役割です。
さらに、町内会と協力をして防犯パトロールを行っている隊もあり、私たちが安全・安心に暮らすための一翼を担っています。

■いっしょに地域を守りませんか
自警消防隊には入隊資格がなく、誰でも入隊できます。地域の安全や安心に関心のある人は、自分の地域の町内会長へご連絡をお願いします。町内会長がわからない場合は、市民活動推進課(内線2144)へお問い合わせください。

▼熱意と使命感を継承していきたい
1月12日(日)に行われた出初式で見事な小型動力ポンプ操法を披露した、宗岡四区自警消防隊の小日向さんと木下さん。自警消防隊に入隊して2年目と4年目であるお二人に自警消防隊に入隊した思いなどを聞きました。
宗岡四区自警消防隊には、町内会長を務めた人が自警消防隊に入隊するという特色があり、小日向さんは一昨年まで会長を務めていたので、自警消防隊に入隊しました。一方、木下さんは町内会に入っていませんでしたが、知り合いだった隊長から何度も声をかけてもらったことがきっかけです。「最初に誘われたときは、私は志木市が地元ではないし、活動も全うできないと思い断っていました。しかし何度も誘われるうちに、宗岡四区伝統の人と人とのつながりに惹ひかれ入隊しました。代々の先輩方の熱意と使命感を少しでも継承できるよう努力したいです。」と木下さんは話します。
また、自警消防隊は、町内会とのつながりが大切だと話す小日向さん。「町内会といっしょに町内の安全を守っています。月2回、町内会の皆さんといっしょに防犯パトロールも行っているんです。」と教えてくれました。
木下さんは、自警消防隊に入隊する前は地域との関わりや防災意識は低かったと言います。「防災への関心が高まったことは入隊して良かったと思ったことの一つですね。勉強会などもあるので、防災に関する知識が増え、自身のためにもなります。」と話します。
「自警消防隊は、主に土・日曜日の活動なので、働いている人でも無理なく気軽に入隊できます。隊にはいろいろな人がいて、人や地域とのつながりも広がります。みんなで和気あいあいと活動しているので、ぜひ入隊してください。」とお二人がメッセージをくれました。

▼地域への貢献を実感できる
225人の自警消防隊の大半は50歳代~70歳代の人が占めていますが、もちろん若い世代の人も活躍しています。29歳と自警消防隊の中で最年少である、羽根倉自警消防隊の小田野さんは、入隊して3年目になります。「入隊したきっかけは、ほかの隊員からのお誘いです。私の親戚も羽根倉自警消防隊に在籍していたこともあり入隊しました。地域への貢献を実感できるので、入隊して良かったと思うとともに、これからも続けていきたいです。」と語る小田野さん。
同世代が少なくて不安はないか質問してみると、「そんなことありませんよ。先輩方は皆さん優しく、気にかけてくれるので、楽しく活動しています。でも同世代の人が入隊してくれるとやっぱり嬉うれしいですね。」と正直な気持ちも答えてくれました。
また、自警消防隊に入隊して感じたこととして、「地域の消火器点検作業や年末の火災予防の夜回りをしてみて、改めて地域の防火意識の向上、以前は知らなかった防災設備や備蓄品のこと、避難訓練による防災意識の高まりなど、安全・安心の大切さがわかりました。自分や家族を守るためにも、避難訓練は大切で、絶対に参加したほうが良いですよ。」と力強く語ります。
最後に自警消防隊に興味を持ってくれた方へのメッセージとして、「自警消防隊は自分のスケジュールに合わせて活動でき、皆さん優しい人ばかりなので、若い人もどんどん入隊して、いっしょに地域を盛り上げましょう。」と素敵な笑顔を輝かせながら話してくれました。

問合せ:防災危機管理課
【電話】内線2326

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